大学の講義は、高校の授業の延長線上にはない。各学部が総力を挙げて実施する模擬授業は、学問の深淵を垣間見せるスリリングな知的体験だ。単なる学部紹介にとどまらず、教授陣が現在進行形の研究テーマを受験生向けに大胆に再構築して投げかける。
法学部の模擬裁判、理工学部の最先端ロボット実演、国際関係学部のオールイングリッシュによるディスカッション。そこには、受動的な「勉強」から能動的な「探究」へと意識を塗り替える力がある。同日開催される大学入試説明会と組み合わせることで、出題傾向の分析だけでなく、その学問が社会でどう役立つのかという本質的なモチベーションを獲得できるはずだ。