ポケモン対戦史における歴代ポケモン種族値最強の座を争う上で、まず目を向けるべきは特別なフォルムチェンジを遂げた伝説のポケモンたちです。ゲーム内イベントや特殊演出を除いた実戦使用可能な個体の中で、歴代トップに君臨し続けているのが『ポケットモンスター X・Y』『オメガルビー・アルファサファイア』で登場した「メガミュウツーX」「メガミュウツーY」、そして「メガレックウザ」の合計種族値780です。
特殊な戦闘形態である『ソード・シールド』のムゲンダイナ(ムゲンダイマックスのすがた)が記録した合計種族値「1125」という規格外の数値も存在しますが、これはストーリーのレイド戦専用データであり、プレイヤーが通常の対戦で使用することはできません。実質的なポケモン合計種族値ランキングの頂点としては、メガシンカ勢の780、次いで第4世代の神話的シンボルであるアルセウスの720、そしてカイオーガ・グラードンのゲンシカイキ形態やブラック・ホワイトキュレムが並ぶ700〜770のラインが歴代の最高峰として君臨しています。
近年の伝説ポケモン種族値比較において際立つのは、第9世代『ポケモンSV』のコライドン・ミライドンです。両者の合計種族値は670に設定されており、過去の第8世代禁止級であるザシアン・ザマゼンタ(調整後670)と同等の基準に抑えられています。しかし、天候やエレキフィールドを自動展開して自身の主要ステータスを実質1.33倍に引き上げる専用特性を持つため、実質的な実数値は過去の700族を凌駕する水準に達しています。