アンダーラップの最大の強みは、自分自身の手の大きさや筋力に合わせて、太さと硬さを自由自在にカスタマイズできる柔軟性にあります。一般的なアンダーラップ太さ調整の基本は、「重ね巻きの往復回数」と「ピッチ(重なり幅)」の掛け合わせで決まります。
アンダーラップ重ね巻き回数の基準値としては、エンドからシャフトへ向かって1回巻き上げる「1往復未満(片道)」、往復させる「1往復(2層)」、あるいはしっかりした太さを好む「1往復半〜2往復」の3パターンに大別されます。近年のラリーの高速化においては、指先でラケットを細かく回せる「片道巻き〜1往復」のタイトな設計が主流です。
ネット上の口コミや愛好家の間でのバドミントングリップ太さ評判を検証すると、プレースタイルによって評価が真っ二つに分かれることが浮き彫りになります。太いグリップは、手のひら全体で強く握り込むことができるため、スマッシュのインパクト時に面がブレにくく、手首の関節を固定してハードヒットしたいプレーヤーから根強い支持を集めます。しかし一方で、小刻みなタッチネットやバックハンドへの瞬時の握り替えがワンテンポ遅れるというデメリットを抱えています。
逆に細いグリップは、指先の遊び(隙間)ができるため、前衛でのシャープなプッシュやフェイント、レシーブのコース変更が極めて容易になります。ただし、細すぎるとインパクト時の衝撃が指や手首、肘の関節へダイレクトに跳ね返ってくるため、相応の握力と脱力技術が求められます。自分の指の長さや握力と相談しながら、0.5往復刻みで微調整を重ねることが理想のセッティングへの近道です。