観光客が陥りやすいもう一つの罠が、「おかげ横丁」と「おはらい町」の混同です。この2つは隣接していますが、組織構造も店舗ごとの営業時間設定も明確に異なります。「おはらい町営業時間違い」を正しく整理しておかないと、現地での立ち回りで混乱を招きます。
おはらい町は、宇治橋前から五十鈴川沿いに約800メートル続く公道沿いの歴史ある門前町商店街であり、各店舗が独立して営業時間を決めています。一方のおかげ横丁は、おはらい町の中ほどにある約4000坪の敷地に、江戸・明治期の町並みを再現した一つの統一商業区画です。
おはらい町の通り沿いには、午前9時前から開店する干物店や土産物屋、18時過ぎまで開いているカフェなども点在します。しかし、横丁の路地に入った名物飲食店(豚捨のコロッケ、ふくすけの伊勢うどん、すし久のてこね寿しなど)は、おかげ横丁の公式タイムテーブルに厳格に従っているため、行動の基準時間は常に「おかげ横丁の閉店時間」に合わせる必要があります。