医療機関での治療と並行して、日々のセルフケアを徹底することが早期回復の鍵を握ります。爪甲剥離症の完治までの経緯は長期戦となるため、爪に物理的・化学的ストレスを与えない環境づくりを徹底しましょう。
最重要となるのが日常ケアでの徹底した保湿です。ハンドクリームだけでなく、浸透性の高いネイルオイルやキューティクルオイルを爪の表面、甘皮周り、そして「爪と指の皮膚の隙間(ハイポニキウム周辺)」に1日数回こまめに塗布します。
あわせて、以下の生活習慣を徹底してください。
- 爪を短く整える:剥離した爪が衣服や物に引っかかると、テコの原理で剥離が一気に深くなります。爪切りではなく爪やすりを使い、引っかからない長さをキープします。
- 水仕事では手袋を着用:洗剤や長時間の水濡れは皮膚のバリアを奪います。ゴム手袋の下に綿手袋を重ねるのが理想的です。
- ネイルアートの完全休止:完治のサインが出るまでは、ジェルネイルはもちろんマニキュアも中断し、自爪を休ませてください。
- 隙間をほじらない:爪の間に溜まった汚れをつまようじ等で無理にかき出すと、密着しようとしている皮膚を傷つけ悪化させます。