設定を手順通りに進めても、PC側のツールに認識されなかったり、許可を求めるポップアップが表示されなかったりするケースが散見されます。そうしたUSBデバッグ許可されない対処法として、確認すべきポイントは次の4点に集約されます。
第一の盲点は「接続しているUSBケーブルの仕様」です。近年は100円ショップ等で安価なケーブルが手に入りますが、その中には「充電専用」として配線が簡略化されている製品が多く混ざっています。データ通信に対応したUSBケーブル(USB 3.2やPD対応の高品質ケーブル)を使用しているか確認してください。
第二に「USB接続モードの切り替え」です。スマホをPCに繋いだ際、通知バーを引き下げて「このデバイスをUSBで充電中」などの通知をタップし、接続用途を「ファイル転送 / Android Auto」に変更することで、ADB通信のハンドシェイクが正常にトリガーされる場合があります。
第三に「RSA認証の初期化」が有効です。スマホの「開発者向けオプション」を開き、「USBデバッグの認証を取り消す」をタップして一度すべての接続許可をリセットします。ケーブルを挿し直すことで、不具合で出なくなっていた承認ダイアログが再出現します。
第四に「PC側のADBドライバ不備」です。Windows環境の場合、端末メーカーが公式に配布している最新のOEM USBドライバがインストールされていないと、端末側が命令を検知できず応答不能に陥ることがあります。