2026年のタレント発掘現場は、従来の「原宿や新大久保での街頭スカウト」や「単発の東京オーディション」から、日韓同時進行型の巨大エコシステムへと完全にシフトしました。HYBE、SM、JYPなどの大手事務所は日本法人内に恒常的な育成アカデミーを開設し、日本にいながら韓国本社と同じ最高水準のトレーニングを受けられるハイブリッド型育成を主流化させています。
近年のトレンドとして特筆すべきは、オーディション番組(サバイバル番組)のグローバル配信によるデビュープロセスの可視化です。2025年から2026年にかけて放送された日韓合同サバイバル番組では、応募者の実に40%以上が日本出身者で占められ、視聴者投票を通じてファンベースを確立した上でデビューするスキームが完全に定着しました。これにより、デビュー初週からミリオンセラーを記録するグループが当たり前のように誕生しています。
人気ランキングの最新指標を見ても、単にビジュアルや歌唱力だけでなく、「自分自身の弱さを認め、逆境を乗り越えていく人間的ドラマ」を提示できる日本人練習生が、グローバルファンの心を掴んで離さない傾向が顕著になっています。