「自分焼き」と聞くと、上手に焼けるか不安になる人もいるかもしれない。しかし、いくつかの基本的なポイントを押さえれば、誰でもふっくら極上の仕上がりを実現できる。日本お好み焼き協会などが提唱するプロの鉄板焼きテクニックを参考に、失敗しない黄金手順を整理した。
最重要なのは、焼く前の「空気の含ませ方」だ。カップの中で生地と具材を合わせる際、スプーンを立てて底から空気を抱き込むように大きく手早く混ぜ合わせる。時間をかけすぎるとキャベツから水分が出て生地が重くなるため、10〜15秒程度で素早く切るように混ぜるのがコツだ。
鉄板の温度調整も甘く見てはならない。十分に熱した鉄板に油を引き、生地を一気に円形へ広げる。厚みは2センチほどをキープし、絶対にテコで上からギューギューと押さえつけないこと。押さえてしまうと中の空気が抜け、せっかくのふわふわ食感が損なわれてしまうからだ。
片面をじっくり焼き、フチが固まって底面に綺麗な焼き色がついたら一気にひっくり返す。仕上げに蓋をして蒸し焼きにすれば、中に熱が通りキャベツの甘みが最大限に引き出される。最後に特製ソースとマヨネーズを塗り、青のりと花かつおを躍らせれば完璧だ。