近年、サッカー台を巡る環境は劇的な進化を遂げている。POSシステムやPOS周辺機器の最大手である寺岡精工をはじめとする店舗設備メーカーは、セルフレジやセミセルフレジの普及に伴い、サッカー台の構造そのものを再設計している。従来の単なるステンレス製の平台から、マイバッグを固定しやすいハンガーフック付きの台や、立ち作業でも腰に負担がかからない人間工学に基づいた高さ調整機能付きのサッカー台が登場している。
さらに、業界大手のイオングループなどでは、混雑時の混雑度センサーを配備した次世代型サッカー台の導入が進む。レジ待ちの列だけでなく、袋詰めスペースの滞留状況を可視化することで、買い物客がスムーズに作業を終えられるようなレイアウト改革が積極的に行われている。小売業におけるテクノロジーの進化は、レジ機材だけでなくサッカー台という裏方のスペースにまで確実に波及しているのだ。