獄寺隼人のバトルスタイルは、作品のスケールアップとともに最も劇的な変貌を遂げた要素の一つです。単なる力押しではなく、戦況を冷静に分析する知性派としての立ち回りが光ります。
1. 初期:人間火薬庫「スモーキン・ボム」
タバコを火種に全身から無数のダイナマイトを取り出し、投擲する中距離制圧型。小規模な爆風を利用した軌道変化や、2倍・3倍の火力を叩き込む「ロケットボム」など、初見殺しのトリッキーな戦術で敵を翻弄しました。
2. 未来編:超高等兵器「SISTEMA C.A.I.」
未来編で完成させた「SISTEMA C.A.I.(システマ・カンビオ・アルマ・イスタニタネア=瞬間武器換装システム)」は、獄寺の真骨頂です。嵐の炎の特性である「分解」をベースに、雨(鎮静)、雲(増殖)、晴(活性)、雷(硬化)という計5つの波動特性を瞬時に使い分け、多重防御壁の展開から貫通砲撃弾まで自由自在に対応する完璧なシステムを構築しました。
3. 匣兵器「瓜」との絆
獄寺の匣兵器である「瓜(うり)」は、主人の気性を反映したかのように凶暴で気まぐれな嵐猫です。当初は獄寺の頭を引っ掻いてばかりで言うことを聞きませんでしたが、死線をくぐり抜ける中で絶大な信頼関係を構築。晴の活性の炎を吸収して巨大な嵐豹へと変貌し、獄寺の右腕として凄まじい攻撃力を発揮する頼もしい相棒へと育ちました。