青島神社の起源は、古事記(日本神話プロジェクト)にも鮮やかに描かれている「海幸山幸神話」に深く根ざしている。失った釣針を探して竜宮城へと赴いた山幸彦こと彦火火出見尊と、海の神の娘である豊玉姫命。二人が恋に落ち、結ばれた地こそがこの青島であると伝えられている。
神社本庁が包括する全国の神社の中でも、海原の神話と純愛の記憶をこれほど色濃く留める場所は稀だ。祭神である彦火火出見尊と豊玉姫命が育んだ深い絆から、青島神社は古くからパワースポット(縁結び・神道)の象徴として名高い。良縁を願う参拝者はもちろん、夫婦円満や安産を祈る人々が絶えず祈りを捧げている。