現代のSNSやネットコミュニティにおいて、「なんでやねん」はテキストミームやAA(アスキーアート)、スタンプ画像として記号的に消費される傾向が強まっています。ここで生じる大きな誤解が「関西人は常に誰彼構わずなんでやねんと突っ込んでいる」というステレオタイプです。
実際の関西の日常会話において、「なんでやねん」が発動されるのは一定の信頼関係が構築されている間柄に限られます。初対面の相手やビジネスの公式な商談、目上の人に対して無闇に放つことはマナー違反とみなされます。関西人にとってツッコミとは「相手の懐に飛び込む許可を得た証」であり、無礼講の免罪符ではないという点は見落とされがちな盲点です。