森保一監督が率いる現在の日本代表は、歴代でも類を見ない「欧州主要リーグ所属選手がスカッドの大半を占める」メガスカッドへと進化を遂げました。三笘薫(ブライトン)、久保建英(レアル・ソシエダ)、遠藤航(リヴァプール)といった世界トップ基準のタレントが軸となり、毎回の招集メンバー発表そのものが世界的なニュースバリューを持っています。
森保ジャパンの強みは、単なる個の能力の高さだけではありません。チームマネジメントにおいて森保監督が一貫して重視してきたのは「選手同士の対話」と「自律的な戦術修正能力」です。2022年カタールW杯以降、選手主導でピッチ内の課題を即座に解決するボトムアップ型の組織文化が定着し、対戦相手のシステム変更にも柔軟に対応できる強靭さを手に入れました。
次戦に向けては、負傷離脱からの復帰組と、国内外で著しい成長を見せる若手実力派とのポジション争いが最大の焦点です。特に過密日程を乗り切るための「2チーム分の戦力維持(ターンオーバー)」がどこまで機能するか、指揮官の采配から目が離せません。