大手としての安定感がある一方で、退職を検討する社員から挙げられる理由には一定の傾向が見られます。代表的な退職理由は主に次の3点です。
第1に「突発的な欠員対応による業務負担」です。パート・アルバイトスタッフの急な欠勤が発生した際、正社員やチーフが急遽シフトを埋める必要が生じ、現場によっては残業や休日出勤が発生することがあります。
第2に「現場間での評価・人間関係のギャップ」です。受託先クライアント(企業の総務担当者や施設の責任者)との関係構築や、少人数の厨房内での人間関係が日々の業務満足度に直結するため、配属先によって風通しの良さにばらつきが生じることがあります。
第3に「給与の昇給ペースに対する不満」です。定期昇給はあるものの、大きな昇給を果たすには複数拠点を統括するマネジメント職への昇格が必須となるため、現場での調理・栄養指導に専念したい職人気質の社員がキャリアに悩むケースが見られます。