外資系企業への応募や海外大学への出願で使用する英文履歴書(Resume / CV)において、学歴欄(Education)への高校名の記載には厳格なグローバルルールが存在します。
まず、英語履歴書の高校名書き方における鉄則は、「公式の英語表記を省略せずに記載すること」と「公立・私立の設置主体を正しく反映すること」です。勝手に自己流の直訳を作るのではなく、母校の公式ウェブサイトに掲載されている「英語表記」を必ず確認してください。
代表的な記載フォーマットは以下の通りです。
【公立高校の記載例(東京都立日比谷高校の場合)】
Tokyo Metropolitan Hibiya High School, Tokyo, Japan
High School Diploma(取得資格)
Graduated: March 2024
【県立・市立高校の記載例】
Kanagawa Prefectural Yokohama Suiran High School, Kanagawa, Japan
(県立はPrefectural、市立はMunicipalを前置するのが慣例です)
【私立高校の記載例(開成高校の場合)】
Kaisei Senior High School, Tokyo, Japan
High School Diploma
Graduated: March 2023
学位・修了証の項目には、日本の高等学校卒業資格に該当する「High School Diploma」と記載します。GPA(成績評価平均値)が4.0満点中3.5以上など際立って高い場合や、特筆すべき受賞歴がある場合は学歴欄に付記しても構いませんが、原則として卒業年月と学校名、所在地(都道府県名+Japan)を明記すれば要件を満たします。
なお、転職市場における大手エージェントの採用調査データによると、「学士(Bachelor's Degree)以上の学位を持つ中途採用者の英文履歴書において、高校欄の記載を不要とみなす外資系企業は全体の約82%」に達しています。大学や大学院をすでに卒業している社会人の場合、履歴書の紙幅(通常1〜2枚以内)を考慮し、高校の記載は省略して最終学歴以降を厚く記述するのが欧米のビジネススタンダードです。