世間を揺るがした逮捕劇が発生したのは、2001年8月20日のことでした。当時、主演舞台『大江戸ロケット』の公演期間中だったいしだ壱成は、東京都内の自宅マンションで大麻取締法違反(所持)の現行犯として警視庁に逮捕されました。
家宅捜索によって乾燥大麻約9グラムと吸引用パイプが押収され、本人が容疑を認めたことから、芸能界は大混乱に陥ります。主演を務めていた舞台は即座に降板となり、代役対応に追われるなど関係各所に甚大な損害を与える事態へと発展しました。裁判では「若気の至りやプレッシャーからの逃避」が動機として挙げられ、東京地裁から懲役1年4月・執行猶予3年の判決が言い渡されています。
この事件を機に、所属事務所から契約を解除され、事実上の芸能活動無期限休止へと追い込まれることになりました。かつて社会現象を巻き起こしたトップ俳優の転落は、メディアで連日トップニュースとして大々的に報じられました。