日本人の平均睡眠時間は依然として先進国の中で最短レベルにとどまっている。厚生労働省や民間機関の最新調査でも、国民の約6割が「朝起きた時に疲労感が残っている」と回答。この慢性的な睡眠不足が経済損失や健康被害をもたらす中、睡眠関連市場は「睡眠テック」の波に乗って拡大を続けてきた。
その中で独自のポジションを保つのが、低反発ウレタンフォームを用いたマットレスだ。高反発製品が「跳ね返す力で寝返りを促す」ことを前面に押し出すのに対し、包み込むようなフィット感を重視する層にとって、低反発のしなやかな体圧分散性能は代えがたい魅力を持ち続けている。