コールドジョイントとは?寿命を縮める原因と強度低下を防ぐ補修策

コールドジョイントとは?寿命を縮める原因と強度低下を防ぐ補修策

コールドジョイントとは?寿命を縮める原因と強度低下を防ぐ補修策に関するポイントを分かりやすくまとめました。最新データをご覧ください。

Q1:見た目でコールドジョイントと普通の乾燥ひび割れはどう見分けることができますか?
A1:乾燥ひび割れ(収縮クラック)は亀甲状や不規則な縦横のラインで浅く現れることが多いのに対し、コールドジョイントは「型枠に沿った水平方向の直線」や「コンクリートの流れに沿った斜めのうねり状の筋」として現れる特徴があります。また、継ぎ目を境に上下でコンクリートの色調や骨材の密度が微妙に異なる場合、コールドジョイントの可能性が極めて高くなります。確定診断には打音検査や超音波探査が不可欠です。

Q2:打ち重ね時間を数分でも超過したら、即座にコールドジョイントになってしまうのですか?
A2:仕様書に定められた120分や150分という時間は、安全率を見込んだ基準値であり、1分過ぎた瞬間に急激に接着しなくなるわけではありません。しかし、セメントの水和反応は連続的に進んでおり、許容時間を超えるとバイブレーターを挿入してもセメントペーストが馴染みにくくなります。時間を超過した場合は、目視確認だけでなく、バイブレーターが自重でスムーズに下層へ沈降するかどうか(貫入抵抗試験に準ずる確認)で一体化性能を慎重に判断します。

Q3:新築住宅の内覧会や引き渡し時に見つけた場合、施工会社にどう申し入れるべきですか?
A3:感情的なクレームではなく、客観的な技術証拠を求めるアプローチが最も有効です。「基礎の打ち重ね部分に不連続面と思われるラインがあるため、施工時の打設記録(配車間隔・気温・打ち重ね時間)の提示」と、「非破壊検査または専門機関による調査報告書の提出」を書面で依頼してください。施工不良が確認された場合は、費用施工会社負担での低圧エポキシ樹脂注入工法による補修を正式に要求できます。

吉田 誠
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吉田 誠

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