池元組の運命を決定づけたのは、手駒として扱ってきた大友組への度重なる裏切りでした。
村瀬組を壊滅に追い込んだ後、本家からの指示で大友組を破門にし、切り捨てを図った池元。しかし、使い捨てにされた大友組長の怒りは頂点に達します。池元は愛人のマンションに滞在していたところを大友に急襲され、映画史に残る凄惨な拷問と制裁を受けた末に射殺されるという因果応報の結末を迎えました。
池元の死後、若頭の小沢が関内の後ろ盾を得て組を継承しようと試みますが、それすらも関内の仕組んだ罠であり、小沢もまた命を落とします。結果として池元組は完全に壊滅し、山王会の内部再編に飲み込まれていきました。
関連ニュースや映画コラムなどでも度々言及されるように、池元組の崩壊劇は「目先の利益と保身のために忠実な部下を裏切ったリーダーの末路」を描いた寓話として、ビジネスパーソンの間でも教訓的に読まれるケースが目立ちます。