なぜ枚方市民は「ひらつー」に熱狂するのか?驚異的人気と裏側の真相

なぜ枚方市民は「ひらつー」に熱狂するのか?驚異的人気と裏側の真相

なぜ枚方市民は「ひらつー」に熱狂するのか?驚異的人気と裏側の真相とはどんな影響があるのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。

ひらつーを単なる「有志のボランティアブログ」と誤解している読者も少なくありません。しかし実態は、緻密な収益モデルによって独立自活を果たすプロフェッショナル集団です。現在のひらつー 運営会社モリカワチ(旧株式会社morondo等をルーツに持ち、北河内・北摂エリアでメディアを展開)は、地方創生とメディアビジネスの成功事例として、全国の自治体やメディア研究者から注目を集めています。

一般的なウェブメディアは、PVを稼いで安価なアドネットワーク広告(バナー広告)をクリックさせることで収益を得ます。しかし、ひらつーの主な収入源は、地元企業や商店街と直結した「記事広告(タイアップ広告)」と「地域特化型求人」です。1記事ごとにライターが現場へ赴き、店主の歴史や商品の開発秘話を徹底的に掘り下げます。単なる割引情報の掲載ではなく、「その店がなぜ枚方に存在するのか」というストーリーを読者に届けるため、広告でありながらひとつの読み物として成立します。

また、枚方市地域情報メディアとしての影響力を活かし、高槻つーしん(たかつー)や寝屋川つーしん(ねやつー)といった近隣都市へのドメイン展開・ノウハウ共有を行っている点も見逃せません。単一都市の成功体験をネットワーク化し、京阪沿線全体のローカルエコシステムを構築する事業規模は、個人運営のブログとは一線を画す経営判断の結晶と言えます。

吉田 誠
著者

吉田 誠

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。