中居正広がテレビ番組のトークや雑誌のロングインタビューで披露してきた「結婚観」は、単なるリップサービスやネタの枠を遥かに超えています。彼が公言してきた代表的なフレーズには、明確な行動パターンと自己防衛の思想が刻まれています。
「誰かと毎日一緒に暮らすなんて無理」「家に帰って誰かがいると、息を吸うタイミングがわからなくなる」「ベッドは別々どころか、部屋も階も分けたい」。バラエティのスタジオを笑いに包んできたこれらの発言は、彼の偽らざる本音です。国民的スターとして24時間「中居正広」を演じ続け、周囲への気配りを1秒も欠かさない激務の中で、自宅だけは「唯一、誰に対しても気を使わずに済む無菌室」でなければ精神の均衡を保てなかったのです。
さらに見逃せないのが、彼の「責任感の強さゆえの結婚拒否」という側面です。中居は過去に「結婚するなら、相手の人生を背負い、相手の親族まで幸せにし続ける覚悟が必要。自分にはそこまで自分を犠牲にする度量がない」という趣旨の発言を残しています。不誠実だから独身でいるのではなく、相手に対して完璧な夫・伴侶を演じきれない自分を自覚しているからこそ、中途半端な契約(婚姻)を結ばないという倫理観が働いています。