粗利率の出し方をプロが解説!計算式・業種別目安から改善策まで網羅

粗利率の出し方をプロが解説!計算式・業種別目安から改善策まで網羅

粗利率の出し方をプロが解説!計算式・業種別目安から改善策まで網羅にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

自社の粗利率が高いのか低いのかを判断する基準として、業界別の平均水準を把握しておくことは極めて有益です。原材料価格や物流コストの変動が続く2026年現在の主要業界における粗利率の目安は以下の通りです。

【主な業種別・粗利率の最新目安】
・IT・ソフトウェア・SaaS:70%〜85%(仕入れ原価がほぼ発生しないため極めて高水準)
・飲食業全般:60%〜70%(食材原価率は30〜40%が目安。ただし人件費負担が大きい)
・アパレル・服飾雑貨:50%〜60%(ブランド力やSPAモデル採用企業は高粗利を維持)
・製造業:20%〜35%(素材加工から精密機械まで業態による差が大きい)
・小売業・卸売業:15%〜30%(薄利多売モデルが多く、取扱商材や回転率で勝負)
・建設・不動産業:15%〜25%(資材費や外注費の比率が高く、1案件あたりの金額が大きい)

例えば、飲食業の粗利率平均は65%前後と一見高く見えますが、これはフロア接客や調理にかかる人件費、家賃といった販管費が重いためです。業種ごとのビジネスモデルの違いを念頭に置きながら、競合他社や業界水準と比較検討することが大切です。

吉田 誠
著者

吉田 誠

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。