寿司を箸で食べるのはマナー違反?手と箸の真実と職人が教える粋な流儀

寿司を箸で食べるのはマナー違反?手と箸の真実と職人が教える粋な流儀

寿司を箸で食べるのはマナー違反?手と箸の真実と職人が教える粋な流儀についての疑問解決ガイドを徹底解説します。

Q1:カウンター鮨で箸置きがない場合、使った箸はどこに置くのが正解ですか?
A1:箸置きが用意されていない場合は、醤油皿の縁や、箸袋を使って即席の箸置きを作るのが一般的です。ただし、器の上に箸を渡して置く「渡し箸」は本来マナー違反とされます。お盆や敷紙の右端に箸先を収めるか、職人に声をかけて箸置きをお願いしても失礼には当たりません。

Q2:手で食べた後、指先が汚れたらおしぼりで拭くのはマナー違反ですか?
A2:マナー違反ではありませんが、手食を前提とした本格的なカウンター鮨では、手を拭く大きな布おしぼりとは別に、親指と人差し指の先だけを軽く拭うための小さな「指拭き(小布や紙)」が手元に置かれます。これがある場合は、指先だけをそちらで軽く押さえ、顔や首などを拭かないように使い分けるのがスマートです。

Q3:寿司屋で「アガリ」「ムラサキ」「ギョク」などの隠語を客が使うのは通ですか?
A3:避けるのが賢明です。これらの言葉はもともと寿司職人や店員同士が店内で使用する符丁(業界用語)です。客側が「アガリちょうだい」「ムラサキ取って」と連呼することは、通ぶっていると見なされやすく、品格のある大人の振る舞いとは言えません。「お茶をいただけますか」「お醤油を足してください」と丁寧な標準語で伝えるのが本物の粋です。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。