2000年生まれが小学校に通っていた2007年4月から2013年3月までの期間は、夕方アニメ枠の百花繚乱期でした。放課後のチャイムが鳴ると同時に帰宅し、テレビの前へ駆け込んだ記憶を持つ人も少なくありません。
なかでも男子を中心に爆発的な社会現象を巻き起こしたのが、2008年に放送を開始した『イナズマイレブン』です。超次元サッカーという斬新なコンセプト、個性豊かな必殺技、ニンテンドーDSソフトとの強力なシナジーによって、「イナイレ世代」と呼ばれる確固たるコミュニティを築き上げました。必殺技「ゴッドハンド」や「ファイアトルネード」のポーズを校庭で真似た経験は、同世代男子共通の通過儀礼と言えます。
一方、同世代女子の放課後を彩ったのが、2006年から2009年にかけて放送された『きらりん☆レボリューション』です。主人公・月島きらりのアイドルストーリーは、少女漫画誌『ちゃお』の購読者を中心に圧倒的な支持を獲得。トレーディングカードアーケードゲーム『きらりん☆レボリューション クルキラ★アイドルDays』には長蛇の列ができ、モーニング娘。の久住小春さんが担当したオープニング曲「バラライカ」や「チャンス!」は、今なお色褪せない名曲として歌い継がれています。
さらに、トレーディングカードゲームブームを牽引した『デュエル・マスターズ』シリーズや『バトルスピリッツ』、日常系ギャグの金字塔『ケロロ軍曹』など、平日の夕方帯には子どもたちの好奇心を刺激するコンテンツが途切れることなく供給されていました。