三桿法を攻略する最大の裏ワザは、深視力の棒の動きと見え方を「立体感」以外の視覚情報で捉える技術です。中央の棒を凝視して前後の距離感を測ろうとすると、目の焦点が固定されてかえって距離が分からなくなります。そこで活用すべきなのが「棒の太さの変化」と「影の見分け方」です。
装置内部の照明配置により、中央の棒が手前にある時と奥にある時で、棒の側面に落ちる深視力の影の見分け方が存在します。手前に来るほど棒はわずかに太く見え、光の当たり方で輪郭がシャープに浮き出ます。逆に奥へ引っ込むと棒は細く見え、影がぼやけます。3本の棒全体をぼんやりと視野に入れ、中央の棒が左右の棒と同じ太さ・コントラストになった瞬間を捉えるのが、三桿法で確実な合図を出すコツです。