「本体に直接かけないなら、ベランダや室外機の周りに打ち水をすれば良いのでは?」と考える方も多いでしょう。確かに、室外機の周囲1〜2メートルほど離れた床面に打ち水をして地面の温度を下げることは、熱だまりを防ぐ上で一定の効果があります。
ただし、ここで絶対に避けたいのが室外機の真下や至近距離への過度な散水です。高温になったベランダのコンクリートに冷水をまくと、一気に高温多湿の水蒸気が立ち上ります。この多湿な空気を室外機が吸い込んでしまうと、空気の密度と潜熱の影響でかえって熱交換の効率が落ちる「逆効果」に陥る恐れがあります。打ち水を行う際は、日陰を選び、室外機から少し離れた風通しの良い場所へ霧吹き程度にまくのが鉄則です。