長年親しんできた読者にとって最大の関心事は、「丸太町かわみち屋がなくなった今、他メーカーの味はどうなのか」という点でしょう。インターネット上のコミュニティや知恵袋、ECモールの購入者レビューを精査すると、愛好家たちの率直な本音が浮き彫りになります。
「子どもの頃から食べていたかわみち屋がなくなり絶望していたが、総本家河道屋を口にして驚いた。蕎麦粉の香りの立ち上がり方が一段深く、甘さにキレがある」(40代・会社員男性)
「デパ地下で買えなくなって探していたところ、亀岡の平和製菓 そばぼうろ 評判を聞いて通販でお取り寄せした。素朴でカリッとした歯ごたえがまさに求めていたあの味。袋にたっぷり入っていて日常のお茶請けには最高」(50代・主婦)
総本家河道屋の蕎麦ぼうろは、噛み締めた瞬間に鼻腔へと抜ける野趣あふれる蕎麦の風味と、南蛮渡来の配合を受け継ぐ上品な砂糖の甘みが一体となっています。一方、全国のスーパーや通販で絶大な支持を集める平和製菓の製品は、軽快なクリスピー感と親しみやすい甘みで、「昭和の記憶にある懐かしい駄菓子感」を忠実に再現していると評価されています。
また、和頌堂の手練りそばぼうろは、機械練りでは出せない空洞の絶妙な含み具合が特徴で、「サクッとしたのちにホロリとほどける」繊細なテクスチャーが緑茶のみならず深煎りコーヒーとも見事に調和します。