キルギス人と日本人はなぜ似てる?兄弟伝説の真相とDna最新解明

キルギス人と日本人はなぜ似てる?兄弟伝説の真相とDna最新解明

キルギス人と日本人はなぜ似てる?兄弟伝説の真相とDna最新解明の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

遺伝子以上に日本人渡航者を驚かせるのが、キルギスの人々の性格や社会道徳に息づく共通感覚です。中央アジアの遊牧民族の伝統を受け継ぐ彼らは、旅人を手厚くもてなす精神「コノッコイ(Konoksholduk:歓待の文化)」を大切に受け継いでいます。これは日本の「おもてなし」に通じる気配りであり、見ず知らずの外国人に対しても自宅の食卓に招いてチャイ(お茶)やパンを振る舞う光景が日常茶飯事です。

また、家庭内や地域社会における「年長者への敬意」は日本以上に厳格に守られています。公共交通機関では若者が高齢者に席を譲るのが当たり前であり、目上の人の話を遮らない謙虚さや、控えめで温和な人柄は、日本人が古き良き美徳として想起するメンタリティそのものです。現地で活動する日本人駐在員は「ビジネスの交渉では自己主張を激しくぶつけ合う西欧型よりも、相手の立場を汲み取りながら合意を形成する日本的な阿吽の呼吸が通用しやすい」と証言しています。

こうした精神的土壌に加え、キルギスにおける日本語学習熱は近年急加速しています。ビシュケク国立大学をはじめとする高等教育機関では日本語専攻が人気を博しており、日本の「特定技能制度」やIT高度人材としての来日を視野に入れた若者が急増しています。彼らにとって日本語は、語順(主語・目的語・動詞)や助詞の使い方がキルギス語と非常に似通っているため学習しやすく、わずか1〜2年の猛勉強で流暢な日本語を操る人材も珍しくありません。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。