生理の血の色が黒・茶・鮮血な理由は?危険な病気のサインと見分け方

生理の血の色が黒・茶・鮮血な理由は?危険な病気のサインと見分け方

生理の血の色が黒・茶・鮮血な理由は?危険な病気のサインと見分け方についての最新情報をご紹介します。

日本産科婦人科学会の指針によると、経血量と生理周期の正常範囲は「周期日数が25〜38日(変動幅6日以内)」「出血持続日数が3〜7日」「総経血量が20〜140ml」と定義されています。この枠組みを大きく逸脱する場合、背景に器質的な疾患が隠れている可能性があります。

特に注意すべきは経血に見られるレバー状の塊の危険性です。本来、剥がれた子宮内膜は酵素(プラスミン)の働きによって液状化されて排出されます。しかし、出血量が酵素の分解能力を上回る過多月経になると、血液が固まったままゼリー状・レバー状の塊として排出されます。親指大や500円玉大(直径2.5cm以上)の塊が何度も出る場合、子宮内膜症や子宮筋腫の症状、あるいは子宮腺筋症が進行しているサインです。

また、普段の月経周期とは異なるタイミングで出血が起きる不正出血と生理の違いを峻別することも極めて重要です。排卵期に生じる中間期出血のようなホルモン性の無害なものもありますが、子宮頸がん、子宮体がん、子宮頸管ポリープからの物理的な出血であるリスクも排除できません。「生理がだらだらと8日以上続く」「性交後に出血する」「閉経後に出血した」というケースは、速やかに婦人科での超音波断層検査や細胞診を受けるべき状況です。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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