学校現場の雇用構造を理解する上で、3つの区分についての正しい把握が欠かせません。正規教諭は自治体の採用試験に合格し、定年までの身分が保障された無期雇用の教員です。学級担任はもちろん、分掌業務や校務運営の主軸を担い、長期的視点での校内改革にも関わります。
一方、常勤講師は期限付きで採用されるフルタイムの教員であり、勤務時間や受け持つコマ数は正規教諭とほぼ同等です。担任や部活動の顧問を任されるケースも多々ありますが、契約期間は最長1年程度に制限されており、翌年度の雇用が確約されているわけではありません。
非常勤講師は授業を担当する時間(コマ数)に応じて報酬が支払われるパートタイム形式の雇用形態です。校務分掌や部活動の指導から免除されることが多い反面、給与はコマ給換算となるため、長期休業期間(夏休みや冬休み)に授業がないと収入が大きく落ち込むという不安定さを抱えています。