昭和の日本映画界において、加藤剛と栗原小巻の黄金コンビは多くの観客を魅了した。『忍ぶ川』などで見せたふたりの純愛演技は、あまりにも美しく儚い映像美として映画史に刻まれている。気品あふれる加藤剛と、透明感あふれる栗原小巻の佇まいは、銀幕に独特の美徳をもたらした。
彼が残した数々の伝説的な出演作品の中から、特に若い頃の魅力が光る名作をピックアップする。
- 『忍ぶ川』(映画) - 栗原小巻との共演で文部省芸術選奨を受賞した純愛映画の最高峰
- 『砂の器』(映画) - 邦画サスペンスの金字塔。和賀英良役の鬼気迫る美しさと演技力
- 『大岡越前』(TBSテレビ) - 約30年にわたり主役を務めあげた時代劇の代名詞
- 『風と雲と虹と』(NHK大河ドラマ) - 平将門の力強さと切なさを演じ切った歴史的名作
- 『香華』(映画) - 木下惠介監督に見出された初期の重要作