世間に大きな衝撃を与えた事故が発生したのは、2011年5月上旬のことでした。現場となったのは、東京都目黒区内に佇む低層の超高級ヴィンテージマンションです。当時、反町隆史・松嶋菜々子夫妻が暮らしていた一角の共用部であるプライベート廊下付近で、予期せぬ事態が起こりました。
夫妻が当時飼育していた犬種は、警察犬や警備犬としても名高いドーベルマン(体長約1メートル、体重約30キログラム)。散歩に連れ出そうと室内から連れ出した際、リードを握っていた長女(当時6歳)と女性スタッフの手を離れ、同じフロアに住む女性住人に突発的に飛びかかってしまったのです。このドーベルマン噛みつき事件により、被害者となった女性は太ももを噛まれ、全治約10日〜2週間の怪我を負う事態となりました。
被害に遭ったのは、世界的に著名なクリエイティブディレクター・佐藤可士和氏の妻であり、マネジメントを手掛ける佐藤悦子氏でした。事故直後、反町隆史・松嶋菜々子夫妻は誠心誠意の謝罪を行い、治療費や慰謝料を含む示談金(約数十万円)を速やかに支払って被害者との間では示談が即座に成立しています。しかし、問題はここから思わぬ方向へと発展していきました。