世間では「安達祐実の元夫」というタレント的な見られ方をされがちな桑島智輝ですが、現場のクリエイターや写真ファンからの視線はまったく異なります。SNSやカルチャー系コミュニティ、出版関係者の声から見えてくるリアルな評価を検証します。
出版社の編集担当者は次のように証言します。「桑島さんの凄みは、被写体がカメラを意識しなくなるまで空間に溶け込む圧倒的な間合いの取り方にあります。安達さん以外のタレント撮影でも、作り込まれた笑顔ではなく、その人物が奥底に隠している素の呼吸を一瞬で切り取ることができる。現場での信頼感は群を抜いています」。
また、写真集『我我』を購入した一般読者のレビューやSNS上の反響を分析すると、単なる芸能ゴシップを超えた共感が広がっていました。
「結婚生活の美しさだけでなく、生活の倦怠や生々しい痛覚まで写っている。他人のアルバムなのに胸が締め付けられる」「離婚したと聞いて改めて見返したが、この本に写る2人の時間は間違いなく本物だった」といった声が多数を占めています。一方で、「四六時中これを撮られ続けたら、被写体側の精神が持たなくなるのも理解できる」という、被写体側の心理的圧迫に理解を示す意見も少なくありませんでした。