一次電池と二次電池の違いとは?充電の可否と発火の危険性を徹底解説

一次電池と二次電池の違いとは?充電の可否と発火の危険性を徹底解説

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結論から述べると、「充電して繰り返し使える電池」が二次電池であり、「1回限りの放電で使い切る使い捨て電池」が一次電池です。この2つの境界線を決定づけているのは、電池内部で起きている化学反応の可逆性にあります。

一般社団法人電池工業会(BAJ)の技術解説資料によると、一次電池は内部の化学物質(活物質)が反応して電気を生み出すプロセスが一方通行(不可逆反応)に設計されています。電力を放出しきると元には戻りません。これに対し、二次電池は外部から逆方向の電流を流すことで、進んでしまった化学反応を元の状態へ逆戻り(可逆反応)させることができます。

テストや日常生活で混同しないための一次電池二次電池の覚え方としてもっともシンプルなのが、「1回ポッキリの一次電池、2回以上使える二次電池」という数字の連想です。このフレーズさえ頭にあれば、店頭や作業現場で迷うことはなくなります。

現場で瞬時に判別するための一次電池と二次電池の見分け方には、外装表示を確認するという確実な手法があります。日本のJIS規格および国際標準に基づき、乾電池の本体には必ず識別情報が刻印されています。

一次電池(一般的なアルカリ・マンガン乾電池)の側面には、小さな文字で「充電しないでください」「Do Not Recharge」という警告文が記載されています。一方で、エネループに代表されるニッケル水素電池やリチウムイオン電池などの二次電池には、「リサイクルマーク」とともに「Ni-MH」「Li-ion」「充電式」といった識別記号が明記されています。手元にある電池の正体がわからない場合は、まず円筒の側面にあるリサイクル識別マークの有無をチェックしてください。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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