家庭での水分摂取が追いつかない場合は、我慢させずに速やかに小児科を受診してください。受診の判断基準となる警戒サインは以下の通りです。
- スプーン1杯の水分すら受け付けず、半日以上嘔吐が続いている
- 半日以上(6〜8時間程度)おしっこが出ていない
- 唇や舌が乾燥し、目が落ちくぼんでいる
- 呼びかけに対する反応が鈍く、意識がもうろうとしている
医療機関では、ブドウ糖と電解質を含んだ輸液(点滴)が行われます。血管から直接ブドウ糖を補給することで、脂肪の分解が速やかに停止し、ケトン体の生成がブロックされます。点滴を始めて数時間で吐き気が劇的に治まり、ケロリと元気になるケースも少なくありません。脱水が重度で経口摂取が再開できない場合は、1〜2日程度の短期入院となることもあります。