子どもの突然の嘔吐「ケトン血性嘔吐症」とは?初期症状と点滴の判断基準

子どもの突然の嘔吐「ケトン血性嘔吐症」とは?初期症状と点滴の判断基準

子どもの突然の嘔吐「ケトン血性嘔吐症」とは?初期症状と点滴の判断基準の疑問点について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。

家庭での水分摂取が追いつかない場合は、我慢させずに速やかに小児科を受診してください。受診の判断基準となる警戒サインは以下の通りです。

  • スプーン1杯の水分すら受け付けず、半日以上嘔吐が続いている
  • 半日以上(6〜8時間程度)おしっこが出ていない
  • 唇や舌が乾燥し、目が落ちくぼんでいる
  • 呼びかけに対する反応が鈍く、意識がもうろうとしている

医療機関では、ブドウ糖と電解質を含んだ輸液(点滴)が行われます。血管から直接ブドウ糖を補給することで、脂肪の分解が速やかに停止し、ケトン体の生成がブロックされます。点滴を始めて数時間で吐き気が劇的に治まり、ケロリと元気になるケースも少なくありません。脱水が重度で経口摂取が再開できない場合は、1〜2日程度の短期入院となることもあります。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。