現在の沢田研二の主戦場は、全国各地のホールを巡るライブツアーである。テレビなどの映像メディアへの露出を意図的に控える一方、生で歌声を届ける全国ツアーは精力的に継続中だ。チケットは発売直後に完売が相次ぎ、往年のファンから近年の再評価によって集まった若者まで、幅広い客層で客席が埋め尽くされている。
年齢を重ねてもなお、2時間を超えるステージで衰えを知らない圧巻の声量を披露。派手な照明効果や大がかりな演出を排し、ストレートなロックサウンドと歌唱力だけで魅了する姿は、音楽業界の関係者や同業のミュージシャンたちからも深く敬服されている。