現場取材を行うと、ニトリモール相模原の集客構造における最大の原動力は、1階に広がる「オーケー」の購買熱量であることがはっきりと分かります。平日の午前中から専用カートを押した買い物客が通路を行き交い、生鮮食品やお弁当、プライベートブランド商品をカゴいっぱいに詰め込む光景が見られます。
近隣に住む30代の主婦は取材に対し、次のように実感を語っています。
「他のモールだと駐車券の認証が必要で『いくら以上買わなきゃ』と焦りますが、ここは完全無料。オーケーでまとめ買いをして、2階のGUで子どもの服を見て、最後にフードコートで軽く食べて帰るのが休日の定番コースです」
そのフードコートは、はなまるうどん、リンガーハット、モスバーガー、ミスタードーナツ、すき家など、手頃で日常使いしやすい定番チェーン店で構成されています。広大な面積を誇るメガモールのレストラン街のような高級感や非日常性はないものの、「待たずに安く手早く済ませたい」という子連れファミリーや単身者のニーズを正確に捉えています。
チラシの最新情報に関しては、近年は紙媒体の配布だけでなく、オーケー公式アプリや「Shufoo!(シュフー)」「トクバイ」などのデジタルチラシサービスと連動しており、来店前にスマートフォンで当日の特売品をチェックしてから動くスタイルが完全に定着しています。