新宿、渋谷、六本木などの他エリアと比較した際、上野の相席マーケットには独特の地域性(カルチャー)が存在します。巨大ターミナルでありながら、下町情緒と北関東方面へのアクセス拠点を兼ね備えているため、訪れる男女の属性には明確な傾向があります。
現地での観察データおよびSNS・掲示板(5chや知恵袋)に寄せられた体験談を精査すると、男女それぞれの客層プロファイルは次のように分類されます。
【男性側の年齢層と職業属性】
男性のボリュームゾーンは20代後半〜30代後半(中心:28〜35歳)です。秋葉原や神田、日本橋方面に勤務するITエンジニア、金融系営業マン、上野近辺の中小企業勤務者、さらには埼玉・茨城方面から通勤するビジネスマンが目立ちます。六本木のような派手な富裕層や港区男子は少ない反面、身元が堅実で気取らない会話を好む男性が多いのが特徴です。
【女性側の年齢層と職業属性】
女性のボリュームゾーンは20代前半〜30代前半(中心:23〜29歳)です。医療系従事者(看護師・医療事務)、保育士、一般事務職、アパレル店員などが多く見られます。日比谷線や銀座線、千代田線沿線に住む女性が「新宿や渋谷の人混みは疲れるけれど、美味しいお酒を飲んで楽しく話したい」という動機で上野を選択するケースが目立ちます。
実際に利用したユーザーの手記やインタビューからは、現場の生々しい実態が伺えます。
「金曜の21時過ぎにオリエンタルラウンジ上野を利用しました。渋谷のようなギラギラしたコール文化はなく、落ち着いて仕事や趣味の会話ができる女性(20代半ばの看護師2人組)とマッチング。LINE交換後、翌週に御徒町のビストロで再会できました」(31歳・メーカー営業男性)
「友人と2人で来店。上野は男性の年齢層が少し高めで落ち着いている人が多い印象です。ただ、中には終電間際に露骨にホテルへ誘おうとする男性もいるので、そこはしっかり断る自衛策が必要だと感じました」(25歳・アパレル勤務女性)
混雑のピーク時間は、平日であれば20:30〜22:30、金曜・土曜は20:00〜23:30です。特に週末の21時前後は女性席が満席になり、男性の入店待ちが30分〜1時間発生することも珍しくありません。