一風変わった「御座候」という名前の由来には、創業者の深い商売哲学と顧客への敬意が込められています。1950年(昭和25年)、兵庫県姫路市にて創業された同社は、戦後の混乱期に「温かく本物の味を届けたい」という一念からスタートしました。
「御座候(ござそうろう)」とは、古語・候文(そうろうぶん)で「〜でございます」を意味する丁寧な表現です。創業者である山田信愛氏が、「お買い上げいただき、ありがたく御座候」「私が焼いてお届けいたします」という、お客様への深い感謝と誠心誠意の姿勢をそのまま屋号および商品名に冠しました。
姫路駅前の小さな店舗から始まった御座候は、実演販売による「シズル感」と「出来立ての感動」を武器に評判を呼び、関西の主要駅や百貨店へ進出。現在では関東・東海・中国・四国など全国に70店舗以上を展開する一大ブランドへと成長を遂げました。