甘くて口当たりが良いためジュース感覚で飲めてしまうコークハイですが、身体への影響を正確に把握しておく必要があります。酒造メーカーの公開データおよび成分分析によると、一般的なコークハイの度数は約10〜13%に達します。これは一般的な生ビール(約5%)や缶チューハイ(5〜7%)の約2倍に相当する強さです。
続いて栄養面を見ていきましょう。一般的なグラス1杯(ウイスキー40ml+レギュラーコーラ160ml想定)におけるコークハイのカロリーは約165kcal前後、糖質は約17〜18gを含みます。無糖炭酸水で作るハイボールが1杯あたり約90kcal・糖質実質0gである事実と比較すると、その差は歴然です。
ネット上や酒席で「コークハイは太る」「悪酔いしやすい」と囁かれる背景には、以下の明確な生化学的理由が存在します。
1. 急激な血糖値上昇と脂肪蓄積(太る理由):
コーラに含まれる大量の果糖ブドウ糖液糖は体内への吸収スピードが極めて速く、飲酒によって肝臓での代謝がアルコール優先になるため、余剰となった糖質が中性脂肪として蓄積されやすくなります。
2. 糖分と炭酸によるアルコール血中濃度の急上昇(悪酔いの原因):
医学的見地からも指摘されている通り、炭酸ガスは胃の蠕動運動を促してアルコールの腸管への移行を早めます。さらに、コーラの甘味とマスキング効果によってウイスキー特有のアルコール刺激が隠れてしまうため、短時間で過剰な量を摂取してしまい、結果として悪酔いや翌日の重い二日酔いを招きやすくなります。