2026年の出願傾向を俯瞰すると、受験生の心理は二極化の様相を呈している。新課程2年目という環境下で「もう1年浪人したくない」という心理が働き、中堅大学や安全圏とされる大学への志望者集中が見られる。いわゆる「安全志向」の強まりだ。
一方で、難関大を目指す層の中には、判定がCやDであっても「2次試験で巻き返せる」と踏んで強気の出願を維持するグループも根強く存在する。共通テストのボーダーラインが前年より上下した科目を見極め、出願先の変更をギリギリまで検討する「駆け引き」が、願書締め切り直前まで繰り広げられている。