『モヤさま』の独特な世界観を完成させているのが、音声合成ソフト「VoiceText」のキャラクターであるショウ君のナレーションです。感情を排したフラットな機械音声が、さまぁ〜ずの生々しい愚痴や下ネタ、街の人の奇妙な言動を淡々と解説することで、シュールな笑いが何倍にも増幅されます。
また、番組で訪れた中華料理店や喫茶店、個性的な店主がいる雑貨店をめぐる「ロケ地巡礼」は、ファンの間で根強い人気を誇ります。「しゃべれよ!」と三村に突っ込まれた寡黙な店主の店や、大竹が絶賛した素朴なラーメン店など、放送から何年経ってもファンが訪れ、地域経済にささやかな温もりをもたらしています。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
20年近くにわたり支持される『モヤさま』ですが、視聴スタイルによって好みが分かれる側面もあります。
▼ この番組が心からハマる人:
・日常の疲れを忘れ、肩の力を抜いてクスッと笑えるテレビを求めている人
・予定調和のない、リアルな街の人々とのハプニングや触れ合いを楽しみたい人
・さまぁ〜ず2人の仲睦まじい掛け合いと、女性アナウンサーの自然体な成長を見守りたい人
▼ あまり向いていない可能性がある人:
・テンポの速いクイズ番組や、派手な演出・スタジオトークを中心に見たい人
・徹底的に整理された最新のグルメ情報や、洗練された観光地情報だけを効率よく得たい人