受験生の検索ワードで目立つのが「校則が厳しい」「倍率が急上昇している」という不穏な噂です。かつて比較的自由とされた時代からの変化に戸惑う声も見られますが、実態を精査すると全く異なる風景が浮かび上がってきます。
まず校則面について、在校生から最も質問の多いメイクやスマホの取り扱いを検証しました。校内でのメイク・ピアス・派手な頭髪加工は指導対象となっており、朝の登校時や集会での身だしなみチェックは標準的な都立高校水準で実施されています。一方で、スマートフォンの校内持ち込み自体は認められており、「授業中は電源オフまたは機内モードにして鞄にしまう」というルールさえ守れば、放課後や行事での活用は柔軟に認められています。
もう一方の「倍率急上昇」の噂は、世田谷区内の都立普通科における受け皿として、安全志向の受験生が集中した年度のデータが拡散されたことが背景にあります。急激に難化したわけではなく、安定した進路指導を評価した志願者が底堅く集まり続けた結果、実質的な競争率が高止まりしているのが真相です。