報道各社の速報やJGTOツアー速報ニュースが告げるとおり、今日の男子ゴルフリーダーボード速報はホールごとに順位が入れ替わる息詰まる展開となりました。首位とわずか2打差の中に5人がひしめく大混戦のなか、ギャラリーの視線を集めたのは最終組とその1組前による猛烈なバーディ合戦です。
今大会における最大の焦点となった大逆転劇の経緯は、バックナインの16番パー4から動き始めました。それまで堅実なプレーで単独首位をキープしていたトップ選手が、ティショットをわずかに右ラフへ外した隙を見逃さず、追う側がピンそば1.2メートルに突き刺すスーパーショットを披露。一気に1打差へと詰め寄ります。
そして勝敗を決定づけたのが、池が絡む難関の17番パー3でした。強烈なアゲンストの風が吹き抜けるなか、先に打った選手たちが次々とグリーン手前のバンカーやウォーターハザードにつかまる波乱が発生。ここで今日の男子ゴルフ優勝者の真相として特筆すべきは、あえてピンを狙わず、安全なグリーン中央を確実に捉えて長いフックラインを完璧に読み切った冷静沈着なマネジメントです。「あそこはピンではなくエッジから4歩のスペースしか見ていなかった」とホールアウト後の会見で本人が振り返った通り、感情を排した冷徹なコース攻略が劇的な逆転イーグル/バーディを呼び込みました。