SNSや大手レシピサイトの投稿、知恵袋の相談履歴を分析すると、太麺パスタに挑戦した生活者から以下のようなリアルな実態が浮かび上がってきます。
「表示通り13分茹でたのに、芯がボソボソして硬すぎた」「ソースが麺に全く絡まず、お皿の底に油が溜まってしまった」「ブカティーニを食べると穴からソースが服に飛び散って大惨事になった」という失敗談が数多く報告されています。その一方で、「マンチーニのスパゲットーニを一度食べたら、もう普通のパスタには戻れない」「パッケリの噛み心地は肉料理に匹敵する」といった熱狂的な支持の声も後を絶ちません。
都内イタリアンレストランで腕を振るうベテランシェフへの取材現場でも、プロは太麺の扱いについてこう指摘します。
「極太パスタは、細麺のように『茹でてソースを和える』だけでは成立しません。麺の厚みがある分、中心部のデンプンが完全に糊化するまでに十分な熱量と水分が必要です。さらに、麺の強烈なコシに負けないよう、フライパンの中でパスタの茹で汁と油分を激しく撹拌して高濃度の乳化膜を作らなければ、ソースが麺の表面をつるりと滑り落ちてしまいます」
市販品で挑戦する場合、市販 極太パスタ おすすめとして名高いのは以下の銘柄です。
- マンチーニ(Mancini)スパゲットーニ(2.4mm):自社畑の小麦のみを使用し、三つ星レストラン御用達の圧倒的な小麦香とザラザラしたブロンズダイス加工が特徴。茹で時間は約14〜16分。
- ディ・チェコ(DE CECCO)スパゲットーニ No.12(約2.0mm):一般的なスーパーでも入手しやすく、低温乾燥によるしっかりしたコシが安定している王道ブランド。
- ディ・チェコ ブカティーニ No.15:ローマ料理を自宅で再現するなら外せない定番。穴の存在による独特の歯触りが手軽に楽しめます。