丸山和也氏のキャリアを語る上で欠かせないのが、2000年代初頭のテレビ界を席巻した『行列のできる法律相談所』での大ブレイクです。番組開始当初、冷静沈着な北村晴男弁護士や理論派の橋下徹弁護士(当時)と対比される形で、丸山氏は「情に厚く、涙もろい熱血弁護士」として圧倒的な存在感を放ちました。
法律論のみならず、人間の情念や道義的責任を熱く語る姿はお茶の間の共感を呼び、バラエティ番組に引っ張りだことなりました。その人気の頂点となったのが、2005年8月に放送された日本テレビ系『24時間テレビ28「愛は地球を救う」』の100kmチャリティーマラソンです。
当時59歳という高齢ランナーとしての挑戦は大きな話題を呼び、猛暑と極度の疲労に襲われながらも、放送時間内に日本武道館へ見事ゴールインを果たしました。ゴール直前に見せた号泣と、スタジオの共演者たちが涙ながらに迎えた名シーンは、平成のテレビ史に残る感動的な瞬間として今なお語り継がれています。このマラソン完走により、丸山氏の知名度と国民的好感度は不動のものとなりました。