2021年8月、青森県・恐山の大尽山山頂にて「日本三百名山ひと筆書き(グレートトラバース3)」のゴールテープを切った田中陽希氏。人力のみ、徒歩とパックラフト(小型ゴムボート)やシーカヤックによる移動で列島を縦断したこの挑戦は、日本のアウトドア史に刻まれる金字塔となりました。
完走後の田中陽希の現在は、休養期間を経て、自らの原点であるアドベンチャーレースの世界へ本格的に回帰しています。日本を代表するプロアドベンチャーレースチーム「Team EASTWIND(チームイーストウインド)」のキャプテンとして、ニュージーランドやパラグアイ、南米など世界各地で開催されるアドベンチャーレース・ワールドシリーズ(ARWS)へ参戦。山岳、激流、ジャングル、砂漠といった過酷なフィールドで、数百キロをノンストップで走破する過酷な戦いを続けています。
さらに競技生活と並行し、全国各地の自治体や教育機関、企業から依頼を受ける講演会・イベントへの登壇、アウトドアの啓蒙活動、自然環境保全のプロジェクトにも精力的に携わっています。また、NHK BSをはじめとするメディアでの特別番組出演や解説者としての登壇も継続しており、その発信力は衰えるどころか、より深みを増しています。