飛行機で耳が痛い原因は?着陸時の激痛を防ぐ耳抜きと即効対処法

飛行機で耳が痛い原因は?着陸時の激痛を防ぐ耳抜きと即効対処法

飛行機で耳が痛い原因は?着陸時の激痛を防ぐ耳抜きと即効対処法の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

Q1:100円ショップの普通のウレタン耳栓でも耳痛は防げますか?
A1:防げません。一般的なウレタン耳栓は「遮音」を目的としており、空気を遮断するため密閉度が低く、気圧の変化率を緩やかにする機能はありません。耳痛予防には、内部に特殊な微細多孔質セラミックフィルターが内蔵された「気圧調整機能付き飛行機用耳栓(イヤープレーンなど)」を使用する必要があります。

Q2:離陸時(上昇時)にも耳が痛くなることはありますか?
A2:頻度としては着陸時の数分の一ですが、発生します。中耳腔の空気が膨張する際、耳管にポリープや強い炎症があると空気が外へ逃げ出せず、鼓膜が外側へ押し出されて痛みます。この場合は無理にバルサルバ法を行わず、あくびや唾の飲み込みで対応してください。

Q3:耳抜きが一度もできたことがありません。どうすればいいですか?
A3:日本人成人の約15〜20%は耳管の開口機能が弱く、自力でのバルサルバ法が苦手です。無理をして息を吹き込むと危険なため、「オトヴェント(Otovent)」と呼ばれる専用のノーズバルーンを用いた練習器を事前に利用するか、フライト専用の気圧調整耳栓と点鼻薬の組み合わせに頼ることを強く推奨します。

Q4:飛行機で鼓膜が破れた場合、耳は聞こえなくなってしまいますか?
A4:大半の鼓膜穿孔は、耳鼻科での適切な処置と感染予防(抗生剤の内服など)を行えば、鼓膜の再生力によって数週間から1〜2ヶ月程度で自然閉鎖し、聴力も元通りに回復します。ただし放置して細菌感染を起こすと難聴が残る恐れがあるため、破れた疑いがあるときは絶対に耳に水が入らないようにし、直ちに専門医の診察を受けてください。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。