彼女が芸能界に足を踏み入れたのは、吉祥寺で買い物をしていた小学3年生のときだ。大手芸能事務所スターダストプロモーションのスカウトマンの目に留まったことがすべての始まりだった。子役としてキャリアをスタートさせた当時から「永野芽郁」の名で活動していたため、あまりに完成された響きの美しさから「これは良く出来た芸名ではないか」と勘違いするファンが後を絶たなかったのだ。
日本の芸能界では、子どものプライバシーを保護する目的で活動名を変更するケースも少なくない。だが、彼女の場合は初期のモデル活動から現在に至るまで一貫して同じ名前を使用しており、本名に対する本人の思い入れと事務所側の信頼感が窺える。