慶雲館の圧倒的な強みは、湧き出る湯の圧倒的な生命力にあります。2005年、開湯1300年を記念して行われた大規模な掘削により、深度888メートルから毎分1,630リットルという桁違いの自噴温泉を掘り当てることに成功しました。これは温泉施設単体として国内トップクラスの湧出量です。
この潤沢な湯量のおかげで、館内すべてのお風呂はもちろんのこと、客室の風呂やシャワー、給湯に至るまで100%源泉掛け流しという贅沢な湯使いを実現しています。塩素消毒や循環ろ過、加水・加温は一切行われておらず、地球の胎動そのままのフレッシュな湯が惜しげもなく注ぎ込まれています。
泉質は、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性アルカリ性高温泉)。ほんのりとした硫黄の香りと湯の花が舞う肌触りの柔らかい湯で、「美肌の湯」として名高いだけでなく、飲泉許可も取得しています。館内の飲泉処や大浴場では新鮮な温泉を口に含むことができ、胃腸病や便秘への効能が期待できるのも本物の名湯ならではの醍醐味です。